Dance Archive - ダンス・アーカイヴ in Japan

ダンス・アーカイヴ in JAPAN 主催:新国立劇場 制作協力:現代舞踊協会

日時
DAiJ2014公演
2014年6月6日(金)19時、7日(土)15時、8日(日)15時

DAiJ2015公演
2015年3月7日(土)15時、8(日)15時
会場
新国立劇場中劇場

日本独自の創作舞踊のパイオニアたちの作品を復元上演し、日本の洋舞の原点を確認すると共に「今」そして「未来」を展望する、という趣旨で、2014年6月・2015年3月の2回にわたり、「ダンス・アーカイヴ in JAPAN」が新国立劇場中劇場で開催されました。いずれも大きな反響を呼び、日本の洋舞100年の蓄積を一堂に蘇らせた歴史的公演と好評を博しました。

第2回公演の折には、公演関連書籍として「日本の現代舞踊のパイオニア “日本の洋舞の創世記を切り拓いた振付家たち”」が、新国立劇場情報センターから発行されました。

※この公演は、現代舞踊協会が毎年夏に開催してきた「夏期舞踊大学講座」の成果として結実したものです。「現代舞踊のパイオニアに学び、クリエーションの世界を探る」と銘打ち、毎年1~2名のパイオニアを取りあげ、その理念や仕事、人となりを、学究的な立場や実際にこの人物達に接した舞踊家達の立場の2つの側面から、シンポジウムとワークショップによって立体的に再評価。その価値を次世代に受け継ぎ、新たな創造を喚起しようとするものです。受講者達は10代、20代が多く、新鮮に受け止め、熱心に臨む姿が見られました。(参考)

1.ダンス・アーカイヴin JAPAN(DAiJ)企画運営委員会 代表 正田千鶴あいさつ

2.上演プログラム1(2013/2014シーズン新国立劇場現代舞踊公演)

3.上演プログラム2(2014/2015シーズン新国立劇場現代舞踊公演)

4.  振付家プロフィール

5.作品責任者による復元上演までの道のり

井村恭子 伊藤道郎「ピチカット」「タンゴ」
山田奈々子 高田せい子作品「母」復元の記録
藤井利子 小森敏作品の再現にあたり
執行伸宜 「恐怖の踊り」再現にあたり
折田克子 石井みどり作品「体」
石川須姝子 檜 健次作品を担当して
石井かほる ダンス・アーカイヴ石井漠作品再生作業に関わって・・・
石井 登 ダンス・アーカイヴ in JAPANを終えて
金井芙三枝 江口隆哉・宮操子  アーカイヴ公演について

6.ダンス・アーカイヴin JAPAN(DAiJ)企画運営委員会3役鼎談

7.参考:夏期舞踊大学講座「現代舞踊のパイオニアに学び、クリエーションの世界を探る」記録 (第1回~第6回)

日本の洋舞100年・第3弾 ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018上演のお知らせ

日本の洋舞 100 年・第 3 弾
ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018
戦後日本の 3人の異才たち ―庄司裕・藤井公・若松美黄―

日時
2018 年 11 月 24 日(土)開演14:00  11月25日(日)開演14:00
会場
新国立劇場中劇場

一般社団法人現代舞踊協会は、新国立劇場 2018/2019 シーズン「ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018」の制作協力をいたします。

ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018
藤井公「砂漠のミイラ」Mummies in the desert(1993 初演)
若松美黄「獄舎の演芸」Dancing in the Prison Cell(1977 初演)
庄司裕「八月の庭」Garden in August(1994 初演)

日程:2018 年 11 月 24 日(土)14:00 25(日)14:00
会場:新国立劇場中劇場
料金(税込): S席 6,480 円 A席 4,320 円 一般発売日:2018年9月16日(日)
新国立劇場ボックスオフィス TEL03-5352-9999

照明:斎藤 香 音響:山本 直 舞台監督:柴崎 大
芸術監督:大原永子
主催・制作:新国立劇場
制作協力:(一社)現代舞踊協会、ダンス・アーカイヴ in JAPAN (DAiJ) 企画運営委員会

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“日本の現代舞踊の歴史的遺産を再現して見せたプログラムだった”
(山野博大氏:オン・ステージ新聞、2014 年 6 月27 日)

“日本は、ドイツ・アメリカとならび、20 世紀初頭、独自のモダンダンスを生んだ三つの国の一つである。今回の試みは、100 年に及ぶその蓄積を示した。”
(貫成人氏:夕刊読売新聞、2014 年 6 月17 日)

“今日的実験を入れつつ豊かな伝統を継承する現代舞踊の底力を示した。”
(岡見さえ氏:産経新聞、2015 年 3 月29 日)

“非常に心躍る企画だ。(中略)初演当時から現在までの文化の進展振り返る契機となる。”
(長谷川六氏:旬刊音楽舞踊新聞、2014 年 7 月 11 日)

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プレスリリース

日本の洋舞100年・第3弾
ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018
戦後日本の3人の異才たち ―庄司裕・藤井公・若松美黄―

日本独自の創作舞踊のパイオニアたちの作品を復元上演し、日本の洋舞の原点を確認すると共に「今」そして「未来」を展望する企画の第三弾。今回は戦後高度経済成長期の日本において、モダンダンスのスタイルを創りあげて行った振付家の中から、庄司裕・藤井 公・若松美黄の作品を上演いたします。

庄司 裕、藤井 公はダンス・アーカイヴ in JAPAN 第一弾の公演で代表作を紹介した江口隆哉(1900-1977)、小森 敏(1887-1951)にそれぞれ師事し、数々の名作を発表。アバンギャルドな作風を持つ舞踊家・津田信敏(1910-1984)に師事した若松美黄は、自由な表現だけでなくクラシック・バレエのテクニックをも十分に生かし、多様な作品を生み出しました。3名の振付家はいずれも独自のダンス・スタイルを確立し、新国立劇場でも開場記念の 97/98 および 98/99 シーズンに作品を発表しています。

名実ともに第3弾として、3者3様の魅力に溢れた充実のプログラムを存分に味わっていただけます。

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(上演予定順)

藤井公「砂漠のミイラ」Mummies in the desert(1993 初演)
構成・演出・振付:藤井公・利子
作品責任者:藤井利子
作品補佐:上原尚美
音楽構成:山本直
美術:三宅景子
衣裳:武田晴子

砂漠のミイラ Photo/池上直哉

若松美黄「獄舎の演芸」Dancing in the Prison Cell(1977 初演)
構成・振付:若松美黄
作品責任者:小柳出加代子 窪内絹子
作品補佐:片岡通人
音楽:クルト・ワイル「第 2シンフォニー」他

 

獄舎の演芸

庄司裕「八月の庭」Garden in August(1994 初演)
構成・振付:庄司裕
作品責任者:中井惠子
作品補佐:近藤明美
音楽:安良岡章夫「協奏的変容~ヴァイオリン、チェロとオーケストラのための」
美術:白戸規之衣裳:並河万里子

 

八月の庭  Photo/スタッフ・テス

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振付家プロフィール(生年月順)

庄司 裕 SHOJI Hiroshi(1928-2008 年)


庄司裕 

江口隆哉・宮 操子に師事。1966 年、「巨人と玩具」が全国舞踊コンクール創作部門第一位・高松宮賞を受賞し注目を浴びる。70 年文化庁派遣在外研修員として欧米にて研修。帰国後 72 年に庄司裕モダンダンスカンパニーを設立し、創作活動と共に後進の指導にあたる。海外公演も多く、日ソ友好使節公演、日韓友好創作舞踊祭、文化庁日米交流でアメリカ公演。69 年芸術選奨文部大臣賞をはじめ、舞踊ペンクラブ賞、芸術祭優秀賞、江口隆哉賞など受賞多数。92 年には紫綬褒章、98年には旭日小綬章を受章。主な作品には「聖家族」、「祭礼」、「日本海」、原爆の悲劇的現実を描いた「鎮魂歌・夏の花」、「恋人たち」、「白鳥は悲しからずや」、「家族の晩餐」、「八月の庭」などがある。新国立劇場開場記念公演「パノラマ展 A プログラム」では「リゴドン 死の舞踏」(1997)を発表した。


藤井 公 FUJII Koh(1928-2008 年)

藤井公

小森 敏に師事。1961 年に妻の利子とともに東京創作舞踊団を結成し「天国の異邦人」を発表、2008 年まで毎年新作発表を続けた。創作活動と共に後進の指導にあたり、海外公演では、文化庁日米舞台交流公演、韓国、タイ、オーストラリア、中国公演を行った。69年芸術祭優秀賞をはじめ、84 年江口隆哉賞、87 ニムラ舞踊賞、95 年紫綬褒章、東京新聞・舞踊芸術賞、2001 年旭日小綬章など受賞多数。71 年に文化庁派遣在外研修員として欧米を視察。主な作品に「芽むしり仔撃ち」、「癒えぬ川」、「鐘」、「天如」、「砂漠のミイラ」、「ヒマラヤの狐」、「砂漠のランボー」など。新国立劇場では開場記念公演「パノラマ展 Bプログラム」にて「風市」(1998)を振り付けている。67 年埼玉県舞踊協会設立。多面的企画で芸術・育成の事業の推進に尽力した。

若松美黄 WAKAMATSU Miki(1934-2012年)

若松美黄

沙原聖子、津田信敏、マダム・ノーラに師事。1967 年若松美黄・津田郁子自由ダンスカンパニーを設立し、「回復路線」を皮切りに 42年連続公演。個性的な客演も多く、舞踏では「続・禁色」(土方巽)、ポストモダンでは「花は赤い」(厚木凡人)などがある。73年文化庁派遣在外研修員(米・仏にて研修)。芸術祭優秀賞受賞作には「ふり」、「村へ帰る」(「獄舎の演芸」含む)、「暗黒から光へ」他。また「舞え舞え蝸牛」では江口隆哉賞、舞踊芸術賞を受賞。99年紫綬褒章、10 年旭日小綬章など受賞多数。パリ、ソウル、ニューヨーク、北京他で海外公演、国際コンクール審査員も務める。新国立劇場では99 年「凡人対美黄」公演で「礼儀正しい隠蔽」を振付・出演。筑波大学教授、日本女子体育大学教授、現代舞踊協会理事長、舞踊学会会長、WDA 環アジア会長等を歴任した。

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ダンス・アーカイヴ in JAPAN の歩み

日本独自の創作舞踊のパイオニアたちの作品を復元上演し、日本の洋舞の原点を確認すると共に「今」そして「未来」を展望する、という趣旨で、2014 年 6 月・2015 年 3 月の 2 回にわたり、「ダンス・アーカイヴ in JAPAN」が新国立劇場中劇場で開催されました。いずれも大きな反響を呼び、日本の洋舞 100年の蓄積を一堂に蘇らせた歴史的公演と好評を博しました。

第 2 回公演の折には、公演関連書籍として「日本の現代舞踊のパイオニア“日本の洋舞の創世記を切り拓いた振付家たち”」が、新国立劇場情報センターから発行されました。

※この公演は、現代舞踊協会が毎年夏に開催してきた「夏期舞踊大学講座」の成果として結実したものです。「現代舞踊のパイオニアに学び、クリエーションの世界を探る」と銘打ち、毎年 1~2名のパイオニアを取りあげ、その理念や仕事、人となりを、学究的な立場や実際にこの人物達に接した舞踊家達の立場の2つの側面から、シンポジウムとワークショップによって立体的に再評価。その価値を次世代に受け継ぎ、新たな創造を喚起しようとするものです。受講者達は 10代、20 代が多く、新鮮に受け止め、熱心に臨む姿が見られました。

*第一弾=ダンス・アーカイヴ in JAPAN
2014年6月6,7,8日 新国立劇場・中劇場
江口隆哉「日本の太鼓」(1951年) 伊藤道郎「ピチカット」(1916年) 高田せい子「母」(1938年), 「タンゴ」三題(伊藤道郎1927/小森敏1936/宮操子1933年), 檜健次「BANBAN」(1950年), 石井漠「食欲をそそる」(1925年),「白い手袋」 (1939年)   * 平山素子「春の祭典」(2008年)

*第二弾=ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2015
2015年3月7,8日 新国立劇場・中劇場
石井漠「機械は生きている」(1948年),「マスク」(1923年), 執行正俊「恐怖の踊り」(1932年) 檜健次「釣り人」(1939年) 江口隆哉「スカラ座のまり使い」(1935年) 石井みどり「体(たい)」(1961年)

参考:ダンス・アーカイヴ in Japan 振付家プロフィール、ギャラリー、復元上演までの道のり、DAiJ企画運営委員会3役座談会などを ご覧いただけます。