Dance Archive

ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018 舞踊評論 – 原田広美

日時
2018 年 11 月 24 日(土)開演14:00
会場
新国立劇場中劇場

■モダン・ダンスと現代舞踊の関係性を考える~「ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2018 戦後日本の3人の異才たち-藤井 公・若松美黄・庄司 裕-」を媒介に
原田広美(artissue-WEB12 )

日本でも「コンテンポラリー・ダンス」の時代が始まって以降(おおよそ1990年前後から)、特に若い世代を中心に、「モダン・ダンス=現代舞踊」という捉え方が一般的になったと感じられる時期があった。その後、あらためて(一社)現代舞踊協会を中心とする「現代舞踊」の側から、コンテンポラリー・ダンス、舞踏、バレエなどをその範疇(はんちゅう)に入れて再考しようとする動きも、活発化したように思う。そのような「現代舞踊」への周囲からの視線や理解の仕方を含め、その内実を考察するためにも、国内外の舞踊の歴史を踏まえつつ、今回の催しを見てゆきたい。

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日本の洋舞100年・第4弾 ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2023開催決定!

ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2023

日時
2023年6月24日(土)開演 14:00
2023年6月25日(日)開演 14:00
※ロビー開場は開演45分前、客席開場は開演30分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービスは当面休止させていただきます。
会場
新国立劇場 中劇場

ダンスの「今」、そして「未来」を展望する

日本独自の創作舞踊のパイオニアたちの作品を復元上演する企画の第4弾です。 江口隆哉、石井漠、石井小浪、石井みどりらの下でダンスを始め、ともにその独創性と国内外での幅広い活動によって、日本独自のモダンダンスの第一人者として活躍した3人の女性舞踊家、芙二三枝子、折田克子、そしてアキコ・カンダ。その代表作をアーカイヴ上演し、日本の洋舞の原点を確認すると共に、「今」そして「未来」を展望し、日本人の魂に光をあてます。

新国立劇場記者発表資料

『土面』/『夏畑』/『マーサへ』より 三章「運命の道」/『バルバラを踊る』より

DANCE ARCHIVES in Japan 2023

Cray Face / Endless Summer / To Martha / Dancing to Barbara

2023年6月24日(土)14:00
2023年6月25日(日)14:00

予定上演時間:未定
会場:新国立劇場 中劇場 

チケット:6,600円(S席) 4,400円(A席)

スタッフ・キャスト
【照明】杉浦弘行
【音響】山本 直
【制作協力】(一社)現代舞踊協会 ダンス・アーカイヴ企画運営委員会

『土面』(1972年初演)
【振付】芙二三枝子
【音楽】三木 稔、松村禎三 ほか
【出演】高瀬譜希子、中川 賢 ほか

『夏畑』(1983年初演)
【振付】折田克子
【音楽】マラン・ゴゾフ
【出演】平山素子、島地保武

『マーサへ』 より 三章「運命の道」(2002年初演)
【振付】アキコ・カンダ
【音楽】フレデリック・ショパン
【出演】折原美樹 ほか

『バルバラを踊る』 より(1980年初演)
【振付】アキコ・カンダ
【音楽】バルバラ
【出演】中村恩恵