日本の洋舞100年・第4弾 ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2023開催決定!

ダンス・アーカイヴ in JAPAN 2023

ダンスの「今」、そして「未来」を展望する

日本独自の創作舞踊のパイオニアたちの作品を復元上演する企画の第4弾です。 江口隆哉、石井漠、石井小浪、石井みどりらの下でダンスを始め、ともにその独創性と国内外での幅広い活動によって、日本独自のモダンダンスの第一人者として活躍した3人の女性舞踊家、芙二三枝子、折田克子、そしてアキコ・カンダ。その代表作をアーカイヴ上演し、日本の洋舞の原点を確認すると共に、「今」そして「未来」を展望し、日本人の魂に光をあてます。

新国立劇場記者発表資料

『土面』/『夏畑』/『マーサへ』より 三章「運命の道」/『バルバラを踊る』より

DANCE ARCHIVES in Japan 2023

Cray Face / Endless Summer / To Martha / Dancing to Barbara

2023年6月24日(土)14:00
2023年6月25日(日)14:00

予定上演時間:未定
会場:新国立劇場 中劇場 

チケット:6,600円(S席) 4,400円(A席)

スタッフ・キャスト
【照明】杉浦弘行
【音響】山本 直
【制作協力】(一社)現代舞踊協会 ダンス・アーカイヴ企画運営委員会

『土面』(1972年初演)
【振付】芙二三枝子
【音楽】三木 稔、松村禎三 ほか
【出演】高瀬譜希子、中川 賢 ほか

『夏畑』(1983年初演)
【振付】折田克子
【音楽】マラン・ゴゾフ
【出演】平山素子、島地保武

『マーサへ』 より 三章「運命の道」(2002年初演)
【振付】アキコ・カンダ
【音楽】フレデリック・ショパン
【出演】折原美樹 ほか

『バルバラを踊る』 より(1980年初演)
【振付】アキコ・カンダ
【音楽】バルバラ
【出演】中村恩恵

日時
2023年6月24日(土)開演 14:00
2023年6月25日(日)開演 14:00
※ロビー開場は開演45分前、客席開場は開演30分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、託児サービスは当面休止させていただきます。
会場
新国立劇場 中劇場
チケット
S席 6,600円  A席 4,400円
主催
主催 新国立劇場
制作協力 (一社)現代舞踊協会 ダンス・アーカイヴ企画運営委員会
プログラム

『土面』(1972年初演)
【振付】芙二三枝子
【音楽】三木 稔、松村禎三 ほか

「縄文土器や土偶を見つめていると、ねたましいまでに豊かな生の恍惚と常世にもつ人間の生の恐怖とが伝わってきます。そういう、いかにもいきものらしい縄文人に、私は今、大変魅力を感じています。そこに見出す呪術性は魔力を自分のものに取り入れて、自力で懸命に生きるものの心願の現れとして共感を覚えます。」(芙二三枝子)芙二のすべての作品は"宇宙"に繋がり、「自然によって生かされている」という真理に行きつきます。

『夏畑』(1983年初演)
【振付】折田克子
【音楽】マラン・ゴゾフ

「それぞれの中に幾つもの過ぎた季節の記憶がある。」1983年、舞踊作家協会主催公演で共通テーマ「LIFE」のもと初演。折田克子と泉勝志による伝説的なデュエットのひとつです。その後、振付、構成、使用曲に改訂を重ね、群舞シーンも徐々に加わって、大作に発展しました。夜着である綿入の「どてら」と、すっぽりと顔を覆い隠す大きなつばの麦わら帽子も、作品の重要なメッセージです。

『マーサへ』 より 三章「運命の道」(2002年初演)
【振付】アキコ・カンダ
【音楽】フレデリック・ショパン

マーサ・グラームの愛弟子として世界のダンスシーンに登場し、鮮烈な衝撃をもたらしたアキコ・カンダ。彼女が亡き師に捧げた『マーサへ』より「運命の道」を抜粋上演いたします。

<消えるのを忘れた 今も熱い思い出孤独の淵で 私を支えてくれるのはあなたの瞳の なかにいる私と向かいあう 時間だけ私をつつむ愛と呼ぶあたたかい魂だけよマーサ どこにいるの姿のない あなたを求めて泣き叫んでも 答えてくれる 声はないでも私は顔をあげて 歩いていく 自分が えらんだ道なのだから>(詩:岩谷時子)

『バルバラを踊る』 より(1980年初演)
【振付】アキコ・カンダ
【音楽】バルバラ
【詳細】1980年『バルバラを踊る』として発表、以後様々な構成で上演を重ねて来ました。孤高のシャンソン歌手バルバラの音楽に触発され、代表作「黒いワシ」を軸にソロナンバーとして創ったこの作品は、タイトルに拘わることなく、観る方に自由に解釈し感じ取っていただき、無条件にモダンダンスを楽しんでいただくのを目標にしてきました。今回はアキコ・カンダが最も多く踊った「黒いワシ」「我が喜びの復活」の2曲の組み合わせで上演いたします。

出演者
『土面』(1972年初演)
【振付】芙二三枝子
【音楽】三木 稔、松村禎三 ほか
【出演】高瀬譜希子、中川 賢 ほか

『夏畑』(1983年初演)
【振付】折田克子
【音楽】マラン・ゴゾフ
【出演】平山素子、島地保武『マーサへ』 より

三章「運命の道」(2002年初演)
【振付】アキコ・カンダ
【音楽】フレデリック・ショパン
【出演】折原美樹 ほか

『バルバラを踊る』 より(1980年初演)
【振付】アキコ・カンダ
【音楽】バルバラ
【出演】中村恩恵
スタッフ
【照明】杉浦弘行
【音響】山本 直
【制作協力】(一社)現代舞踊協会 ダンス・アーカイヴ企画運営委員会