第29回 江口隆哉賞決定

2012.02.22

江口隆哉賞及び江口隆哉賞に係る文部科学大臣賞 ケイ・タケイ


LIGHT, Part 35「水溜りをまたぐ女・かもめ」 撮影:高島史於

受賞理由
文化人類学的視点からダンスをとらえ、日本的ひいては汎アジア的身体性を探求、独創的な作風を生み出した。近年は、自然、環境と身体との関係を軸に意欲的な創作を続けており、貴殿が昨年発表された「CHANTING HILL」「水溜りをまたぐ女・かもめ」ほかの成果に対して。
略歴
ケイ・タケイ'sムービングアース・オリエントスフィアと月の石主宰。
檜健次、藤間喜与恵に師事。
LIGHTシリーズにてNYデビュー、現在まで36 Partを上演。
ネザーランド・ダンス・シアター、イスラエルのインバウ・カンパニー等に委嘱作品の振付け。
「24時間LIGHT」を、ミネアポリスを皮切りにベルリン、ウエールズ、東京等で公演。
1992年帰国後も、国内外で公演活動をおこなっている。
舞踊批評家協会賞、Meet The Composer賞、ニムラ舞踊賞他を受賞。